ボヘミアン・ラプソディー観ました?ワタシはなんだかんだで、けっきょく映画館には行けずじまいでしたー!(涙)だって、誰も誘ってくれないし…。こうなったらTSUTAYAで、DVD借りるわ。プレイヤーが、ぶっ壊れてるからブルーレイは見られないかも?
ところで、クイーンのギタリスト、ブライアンさんが熱心な動物愛護の活動家だということをご存知でしたか?ワタシは今回はじめて知りました。
というわけで、今回は「動物愛護の活動や運動」について、あらためて考えてみました。
動物愛護活動の歴史ってやつを探ってみたわ!
近代の動物愛護活動は、イギリスで始まったらしいわ。そういえばクイーンもイギリスのバンド!偶然かしら?
1822年にマーチン法という世界初の動物虐待防止法という法律が発令されたそうです。ちなみにその時、日本では勝海舟が生まれてます。
マーチン法は、主に「家畜を大事にしようぜ!」ってのが中身で、当時のイギリスでは家畜の虐待が大問題だったらしいの。それから2年後、動物虐待防止協会が設立し、民間での動物愛護活動がスタート!まだ200年も経ってないんだね。
その活動はアメリカにも伝染し、1866年にニューヨークでアメリカ動物虐待防止会が立ち上がりました。
ではでは、日本では?
みんなが、よっしゃ!と本腰を入れたのは1890年以降。キリスト教の牧師さんが、荷を引く牛や馬に心痛めたことをきっかけに、1902年(日英同盟の年)に動物虐待防止会が、東京でスタート!
イギリスから遅れること、なんと80年あまり。と、欧米に遅れをとってしまったー!と思ったけど、さらに歴史を遡ると、飛鳥時代の675年には天武天皇が「肉は、食っちゃダメ!」と食肉禁止令のおふれを、すでに出してたのね!さすがは我が祖国!心優しい民族だわ!
というわけで、最初は家畜から始まった運動は、ペットにも広がり、今では畜産、実験動物にも領域を拡げ、ますます複雑になっている模様。
ブライアン・メイさんの活動を、ざっとまとめたよ
さて「歴史上もっとも偉大な100人のギタリスト」の29位に君臨する、御年70歳超えのブライアン・メイ様。学生時代から、天文物理学者を目指し、バンド活動かけもちで、とうとう博士号を授与されている秀才肌。才能が溢れすぎて、自分でギターも作っちゃいました。縁がギザギザの6ペンスコインで弦を引っ掻いて演奏してるんだって!そういえば、独特な音色よね!
ブライアン様の動物愛護活動で目を引くのは、「アナグマは害獣じゃないよー!」っていう主張です。「畜産牛の結核が拡がるのは、アナグマのせい!」と主張しするお役人と、真っ向対立!2012年からは、イギリス動物虐待防止協会の副会長。ロンドンではアナグマ駆除反対デモを先導しました。さらに20万人以上の反対署名を集め、首相官邸に叩きつけています。
活動資金を集めるために、自分のギターをオークションに出し、「Badger Swagger」という動物虐待防止キャンペーンソングにも多くのミュージシャンとともにギターで参加しています。YouTubeで聞けるよ!
ブライアン様は、動物が「人間と同じように呼吸をして、見たり聞いたりして、喜びを感じているのに、人間と同じ言葉を話さないために発言権がないのだ!」と動物たちの代弁者としてご活躍されております。
最近では、沖縄の辺野古市の埋め立て問題にも「生態系、だいじょうぶ?」と科学者らしい心配を寄せてくれてますね。
ところで、ワタシには何ができるんだろう?
いろいろわかってきたけれど、ふと我に返って襲ってきたこの感情。
名もなく、ギターも作れず、いざ話し始めると、わーって頭が混乱しちゃうような一市民のワタシに、いったい何ができるんだろう?無力感以外のなにものでもないわ。とにかく落ち着いて、身近なことにひとつひとつ目を向けてみようと思うの。
…ご近所にもいるのよ、劣悪なアホ飼い主が。ワンコをオモテでつなぎっぱなし、お散歩無し、狭いケージに入れっぱなし。いわゆるネグレクト(飼育放棄)で、虐待をしていることに気が付かない飼い主さん。だからもちろん予防接種もダニ予防もしてないだろうな…。命にかかわる問題なのに、まさに人間の言葉を話さないあの子たちは、訴えるすべがないもの。ああ、なんとかできないかなぁ…。
で!、で!、で!、思いつきましたー!
せめて自分の街のご近所さんに、「ネグレクトを防止しましょう!」のビラを作って、ポスティングするってのはどうかしら?
ラクスルなら数千円で印刷できるし!
飼い主さんにはもちろんだけど、その周りの人にも「こりゃイカン!」
って知ってもらえれば、街ぐるみで少しづつ環境が変わるかもしれない。
ワタシ、ビラが刷り上がったら、街中を新聞配達のお兄さんのように、走り回るわ!BGMは、ゆずの「栄光の架け橋」ね!
いやいや、クイーンの「伝説のチャンピョン」を歌いながらポスティングするわー!
まとめ
ブライアン・メイさんの活動を知り、世界的な動物愛護運動やその歴史を知ることができました。
それと同時に、自分の足元を見つめる「きっかけ」ともなりました。
ひとまず「ネグレクト」について考え、身の回りに啓蒙を始めてみようと思います。